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1.赤黒君と車検

 こんにちは!赤黒飯店の赤黒君です。(^o^)丿これから、2CVで、ユーザー車検を考えている方の参考になればとこのページを作ってみました。勿論、2CV以外のクルマでも参考にして頂けるように制作してありますので、DIY化の進んでいるBXや、その他のクルマにお乗りの方も、是非ごゆっくりお楽しみ?下さい。このページを作るだけの為に合計253枚の写真を撮りました。一部大きい画像も有りますが、その必要性からの判断なのでご理解ください。当初、総5ページくらいのお手軽参考ページにしようと思い製作を開始しましたが、私の凝り性な性格が災いし、結局4ヶ月もかかってしまいました。製作終了後の完成度には、大変満足しております。どうぞ、お時間の許す限りご覧下さい。

 私が初めてユーザー車検を受けてみようと思ったのは、6年前の出来事が発端でした。それまでは、ディーラーに車検を出していたのですが、6年前の車検上がりのその日、車検に出す前には、絶好調だったエンジンが、何故か元気が無く、なかなかエンジンがかからないのです。え?え?と思いつつ調べてみると排ガスチェックの為に燃料を薄くする為キャブのミクスチャー(混合比)を、極端に薄められたままだったからでした。単純なミスでしたが、この事と1995年「道路運送車両法」の改正が有り、クルマのユーザーへの保守管理責任が明確にされることにより、ユーザー自ら車検が受けやすくなった事が、ユーザー車検をやってみようと思ったきっかけでした。それまで1951年から44年に渡って実施されてきた法律は、過去の遺物となった訳です。

具体的に、どこがどのように変わったのか、主な物を書き出してみることにします。

【1995年7月・道路運送車両法改正】

1.6ヶ月点検の廃止。
2.12ヶ月(1年)点検が、60項目から26項目に削減。
3.24ヶ月(2年)点検が、102項目から60項目に削減。1年点検の26項目にプラス34項目。
4.国内登録11年以上の車検有効期間が、1年から2年に延長!<これは、余りにも嬉しかったですね。祝杯をあげた方も多かったのでは?
5.前検査・後整備方式の導入。<これによりユーザー車検に門戸が開かれたと言えます。
6.定期点検整備記録簿の様式の自由化。
などです。

1、2、3、の点検項目の大幅削除からも分かるように、ユーザー車検で車検を取ろうと、ディーラーで車検を取ろうと、いずれにしても、ユーザー自身に、車の保守管理責任が有り、日常の点検・整備を怠ること無くクルマの安全性を定期的に確認しなさいということです。たとえば、ディーラーに車検を出した後でも、高速道路で車が止まってしまって警察のご厄介になったら、整備不良で減点されますね。全ての責任は、ユーザーにあるということです。

 具体的に、車検整備時は、102項目から60項目にチェックが減りましたが、昔の整備記録簿と今の記録簿を見てもあまり変わりはないので気が付かなかった方も多いのではないでしょうか。ということは、ディーラーで車検を受けていても、下手な所に出せば、そのチェックのみで、車検が簡単に通ってしまい、その後の日常のメンテは、ユーザー自らに問われるわけです。昔のように細かいところまでチェックしていただける工場に出していれば安心ですが、費用の極端に安いところでしたら、そこまでやっていないでしょう。ということは、ある程度自分でいじれて、平日に一日休めれば、どうしてユーザー車検を使わないの?と必然的に思った訳です。

 早め早めにまだ使える部品も交換できる経済的余裕があれば、部品を指定して、そうなさるに越したことはありませんが、この不景気で、残業代も稼げない時代に、なかなかそうもいかない方も多いと思います。実際問題として、「クラッチワイヤーが、ササクレ立って切れそうだったから交換しておきました!」なんていう痒い所に手が届く工場は少ないと思います。結局、車検をとっても、ワイヤーがプチンの逝って困るのは、乗っている本人ですので、それなら、出来る限り自分で面倒見てみようというのは、私の中では、必然的な結論でした。結局ここ数年大きな外科手術だけでも、片方のエンジンのピストン・シリンダー・ヘッド交換、左タイロッド交換、クラッチのアッセン交換、エンジン丸ごと交換など、爪の間にオイルをにじませながら頑張ってます。

 まあ、そんな経過で、4年前よりユーザー車検を受け初めて、今年で、友人の付き添いも含めると6回を数えるほどになりました。といっても、毎月行ってるわけではないので、毎回思い出すのに一苦労なんですが、、、。私は、通常一番近くて安心な鮫洲(東京都品川区)の検査場にいきますが、足立でも港北でも建物の配置は違いますが、どこも同じシステムで進行していくので、参項にしていただければと思います。

 とくに、絶対ユーザー車検にしなさいということではなくて、2CVでユーザーを受けてみたいけど、こういう車で受けてもいいものかしら?と思っていらっしゃる全国38人くらい?(笑)の2CV乗りの方や、他のクラシックな車にお乗りの方に向けたエールですので、その点ご了承いただきつつ気になるページを覗いてみて下さい。また、このホームページは、有償で何か保証しているわけではありません。したがって自分で自分のすることに責任をもてる方のみご覧いただければと思います。なにか問題があっても当方は責任を取りかねますのでご了承ください。このホームページを見てユーザー車検を受ける方用に、現在のチェック項目の普通車自動車用定期点検整備記録簿の雛型(「10.付録(印刷用)の6番」)を作ってみました。文字サイズを最小にして、A4版で、印刷してみて下さい。

 最後になりますが、このページを作るにあたってご協力いただいた南関東在住の某Tさんには、ココで御礼申し上げます。どうもありがとうございました。m(__)m


1.赤黒君と車検
2.ユーザー車検
3.車検の予約
4.検査前の準備
5.必要書類
6.必要経費
7.検査ライン
8.裏技を紹介
09.体験記
10.付録(印刷)
11.Q&A掲示板
12.リンク集

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