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7.検査ライン

検査ラインには、簡単お手軽な新型ラインと旧型ラインがございます。
ラインには、写真のように番号が付いています。東京陸運支局では、5、6番が旧型ライン。7,8番が新型ラインです。
どちらを選んでもOKですが、私は新型をお勧め致します。
私の場合は、今年もそうでしたが、旧型を使う場合が多いです。何故かと言うとすいているからです!
楽さ的には断然新型なので、 慣れている方と一緒でない場合は新型にした方が無難でしょう!
検査場によっては、ラインの番号を指示される場合もあります。いずれにしても、ラインの最後尾の車の後ろに並び、エンジンはかけたまま待ちます。前の車が動いたら、それに続いて前に進みましょう。

左側の部分に、見学用通路があり、全工程をゆっくり見ることが出来ます。初めての方は、ここである程度段取りを覚えておくと後で楽です。



下のような看板が出ています。よく読んで、なるべく指示に従いましょう!

【看板】自動方式総合検査機器受験者注意事項
(1) 再検車、フラットロー、4WS及びジーゼル車は、当該申告ボタンを押して下さい。
(2) 車の中心をテスタの中心に合わせてまっすぐに進入して下さい。
(3) テスタへの乗り入れ、脱出、その他の動作は表示器又は検査官の指示に従って下さい。
(4) テスタ上では急停止、急発進をしないで下さい。
(5) テスタ上ではハンドルをきらないで下さい。
(6) ヘッドライトテスタの動きに注意して進行して下さい。
(7)排気ガステスタのプローブを入れたまま車両をスタートしたり、エンジンの回転を上げたりしないで下さい。
(8)軸重1,500kg以上の自動車はコースに乗りいれないで下さい。
(9)検査ピット付近において自動車を後退させる場合は検査官の指示に従って下さい。
(10)初めて受験される方はあらかじめ検査官に申し出て下さい。

【 1.同一性の確認、外観検査、車室内・エンジンルーム内の検査】



●同一性の確認
*車台番号の確認
まず一番始めに建物の外で並んでいる時にボンネットを上げて車台番号などの車検証の記載内容を確認されます。

★ドキドキする瞬間ですが、検査官が近寄ってきたら車から降りて書類を渡して、ボンネットを開けて、 車体番号の確認をしてもらいます。2CVは、右前輪のフェンダー内側のシャシの上に打ち込んでありますが、 元々見辛い位置な上に油や土が乗っかっていると殆ど判別不能ですので奇麗にしておきましょう! ちゃんと見えてさえいれば、ライトを照らして確認してすぐに終わります。

2CVの場合、アルミのプレート煮車台番号が打ち込んであるものが目に付きますが、車検の時は、右前のシャシー上に刻印されている方の車台番号で確認されるので、事前に必ず綺麗にしておきましょう。2年何もしてないと、結構判別不能なくらい汚れてたりしますよ。

車台番号を確認されると確認印を押してもらえます。再検査を受けるたびに毎回確認されます。

●エンジンルーム内の検査 ・エンジンの形式の確認
*冷却装置の水漏れ
*ファンベルトの緩み
*その他の検査

●外観検査
次に外観検査をされます 。

★車台番号の確認が終わったら速やかにボンネットを閉めて、運転席に乗り込みます。 検査官が「ライトを付けて下さい!」「ウィンカー右!」と指示してきますので、 決して「嫌だね!」などと言わずに、借りてきたネコのように従います。 この時どちらの窓も、全開にしておくことをお勧めします。検査官によっては、朝何も食ってないのか 小さい声で指示されたりするので、100m先で落ちた10円玉の音も聞き取れるくらい 聞き耳を立てましょう!特に寒くなければ前のベンチも開けておくといいでしょう!

*車長、車幅、車高などの形状の検査
*用途が変更などの確認
*タイヤやホイールの検査
*ガラスの検査
*ナンバープレートと封印の確認
*フォグランプの取り付け具合の確認
*ライト類、他の検査
 ・スモール(車幅灯)
 ・ヘッドライト (LOW)
 ・ヘッドライト (HIGH)
 ・前/後/側面のウィンカー(左右)
 ・ハザード(前後左右側面)
 ・尾灯とナンバープレート灯
 ・ブレーキランプ
 ・バックランプ(ギアをバックに入れるように言われます)  ・ホーン

●車室内の検査
大体、前から後ろに回りつつチェックしていきます。 初めてだったり、タイミングが悪いか、挙動不審だったりすか、運が無いと車内も くまなく調べられます。堂々と「俺は、シトロエン2CV整備士5級だ!どうだ!」くらいの勢いが欲しいです(笑)
2CVの場合、 ホーンのマークなど、車検で義務づけられている表示の無い物が あるので、必ずこのページの「4.検査前の準備」は、確認して下さい。 ヘッドレストの無い並行車は、ヘッドレストアダプターを借りたり、 細かいことでは、発煙筒の使用期限切れなど、 検査官によっても項目が変わりますので最低限の準備はしておきましょう!

*ハンドルの遊びとガタ
*駐車ブレーキの引き具合
*警音器のマークの表示
*シフトパターンの表示
*コーションラベルの有無
*フロント・リアのシートベルト
*非常用発煙筒の有無・有効期限の確認
などです。

全ての項目に合格すると、「自動車検査票」に合格印を押して返されます。
不合格の部分があると、検査票の不合格個所に赤○を付けられます。再検査の時は、ココです!と言いましょう。

次からラインに入って自動記録装置に入れることになるので、「自動車検査票」は、 バインダーから外してすぐに取り出せるようにしておきます。

↓こちらは、無事に全て合格した検査票。左縦の部分真ん中辺りに「×」が見えますか?検査ライン内で、不合格部分が有ると自動記録器で「×」が押されます。逆に合格すると「○」が押されますが、例えばブレーキ関係が合格だと、○のなかに「B」と書いてある合格印が押されます。



ここからは、新型と旧型と違いがあるので分けて説明致します。

新型ライン

旧型ライン
1.赤黒君と車検
2.ユーザー車検
3.車検の予約
4.検査前の準備
5.必要書類
6.必要経費
7.検査ライン
8.裏技を紹介
09.体験記
10.付録(印刷)
11.Q&A掲示板
12.リンク集

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