表紙 ・ 1 ・ 2 ・ 3 ・ 4 ・ 5 ・ 6 ・ 7 ・ 8 ・ 9 ・ 10 ・ 11 ・ 12
【取説に見る消耗品の交換時期】 | |
5000km毎 | エンジンオイル(20W50) 2.5L (15W40)寒冷時 (10W30)(-10℃) |
10000km毎 | オイルフィルター |
22500km毎 | エアーフィルターカートリッジを洗浄 |
30000km 又は2年毎 |
ギアオイル(SAE 80W85W) 0.9L |
2年毎 | LHM |
1.エンジンオイル ディップスティック
・オイルのレベルはディップスティックの切込部の間が正常で、走行前特に、長距離運転前にはチェックして下さい。
・チェックする前は、車は水平面で、又エンジンを停止して測定して下さい。
・補充時は、オイルレベルが切込の上端を越えないようにして下さい。切込は、約0.6リッターに相当します。
2.エンジンオイル フィラーパイプ
・夏冬ともに、シトロエンで下記のオイルをお勧めします。
20W50
10W30(温度がマイナス10℃以下の場所)
・みだりに添加剤は使用しないで下さい。オイルの混合、特に不良な添加剤の使用は、重大なトラブルの原因になります。
・オイル補充後は、キャップを完全に閉めることを忘れないで下さい。
3.ブレーキオイル タンク
・オイルレベルは、透明容器ですから目で確認できます。
・「MIN」マークの下には絶対にしないで下さい。
・補充には、緑色の「LHM」オイルだけをお使いください。
・特に植物性、合成等のオイルを使用しますと、油圧・構造が、急速には損されます。TOTALのLHMのみお使いください。
・緊急の場合は、LHMオイルの代用として、エンジンオイルのSAE10またはSAE20か、オートマチックギヤボックスオイルのDEXRONの使用が出来ます。ただし、出来るだけ早くLHMへの入れ替えをする必要があります!
4.フロントガラス ウォッシャー
・綺麗な水を補充して下さい。冬または夏用の添加剤の使用も可能です。
5.バッテリー 【12V(ボルト)-125/25AH(アンペアアワー)】
・特に夏には、常に溶液のレベルを点検して下さい。
・レベルは、極板の上、1から2cmくらいが正常です。
・補充には、酸の使用はしないで、蒸留水のみにして下さい。
・点検中、裸火の使用はしないで下さい。
・(メンテ)ターミナル及びリードワイヤーが汚れていないか点検して下さい。もし汚れていたら取り外して清掃し、フェルトワッシャーをキャスターオイルかワセリンオイルに浸して下さい。
・車を使用しない時は、バッテリーは毎月充電して下さい。
・冬期には、正常充電が凍結防止となります。正常に充電されたバッテリーは、マイナス50℃に耐えますが、放電したバッテリーは、マイナス5℃くらいで破れることが有ります。
・エンジン回転中にターミナルからリード線を外さないで下さい。
6.エンジンルーム内のゴム製の部品、チェンジレバー
・グリース、供油は、絶対にしないで下さい。
7.タイヤ
【タイヤサイズ】 | 【タイヤ圧】 | ||
フロント | リア | スペア | |
標準サイズ: 125−15X |
1.4bar(20psi) | 1.8bar(26psi) | 2.0bar(29psi) |
使用可能サイズ: 135-15X 135-15ZX |
1.4bar(20psi) | 1.8bar(26psi) | 2.0bar(29psi) |
スノータイヤ: 125-15X(M+S) 135-15X(M+S) |
1.6bar(23psi) | 2.0bar(29psi) | 2.0bar(29psi) |
・タイヤ圧は、積載時、及び完車時、一般道路、高速道路、スピードに関係なく一定です。
・砂利道ではフロント1.6、砂地では、フロント・リア共1.0に、135-15ZXの場合には変更の必要があります。
・スペアタイヤの使用時は、タイヤ圧の調整を忘れないで下さい。
・タイヤ圧は、最低つき一度は、点検、特に長距離走行前には、点検して下さい。安全走行は、タイヤ圧によるところが大です。正常なタイヤ圧は、タイヤの寿命にも関係します。タイヤ点検は、タイヤが冷えている時にして下さい。積載時高速走行では、タイヤ圧が0.5ほど上がっています。
・パンク後は、ホイールバランスの点検をして下さい。
・対角線上のタイヤ交換はタイヤの磨耗差を平均にします。従って、タイヤの位置交換は、常に行い同軸両輪の磨耗差を防ぎます。
・指定タイヤ以外は使用しないで下さい。
・スノータイヤ:125-15X(M+S) 又は 135-15X(M+S) のスパイクタイヤを取り付ける場合、タイヤ圧を0.2増やして下さい。
・タイヤの磨耗表示:トレッドに直角に、一定間隔を置いて、磨耗がある程度に達するとバンド状に表われてきます。その場合、そのタイヤを直ちに交換して下さい。
8.エアーフィルター
・22500km毎に、フィルターカートリッジを、ガソリンで洗って下さい。その後、エンジンオイル40%、ガソリン60%の混合液に浸して下さい。取り付け前に、カートリッジから油を切るようにして下さい。
・カートリッジの取り外しには、フィルターカバーを反時計回りにまわして下さい。再度取り付けるときに、カバーを回す時、抵抗が感じられますが、三角マークが向かい合うまで回して下さい。
9.車体の清掃
・ガソリン、トリクロエチレンやアルコール類は、ペイントを傷めるだけでなく、プラスチック部品も傷めます。
・ペイントを良い状態に保つのに、洗車を常々することが必要ですが、下記のことに注意して下さい。
炎天下又は、霜降時の洗車は、止めて下さい。又、車体が暑い時は冷えるまで待って下さい。
水洗いの後で、水滴が残らないようにし、又ブレーキを数回踏んで、ブレーキのライニングを乾かして下さい。
・窓の清掃
アルコール又は、ガラスクリーナで清掃できます。シリコン系のものは使用しないで下さい。
ワイパーブレードのゴムは、石けん水で洗い、ブレードのエッジには力をかけないで下さい。
・外部のメタル飾り
水洗いした後は、よく乾燥させてから、クロームポリッシュ等を塗ってメタルの磨き面を保護して下さい。
・車体についたコールタール
ついたら直ちに取り除いて下さい。特別なタールリムーバー以外は使用しないで下さい。
・ペイント磨き
冬の終わりごろにすることをお勧めします。完全に清掃され、乾いた状態で液状ポリッシュをお使いください。
・ペイントの軽度の損傷
スクラッチや軽度の損傷には、タッチアップ用のエアロゾルで結構です。
・内張りの清掃
化粧用石けんをご使用ください。布地には、ブラッシュをかけるか、バキュームクリーナをご使用下さい。
・布地の汚れ
石鹸水で落ちない場合は、メチルアルコール90゚か、無鉛ガソリンを使用して下さい。
・シートベルト
石鹸水で落ちない場合は、メチルアルコール90゚か、無鉛ガソリンを使用して下さい。ベルトを染めると強度が落ちる可能性があります。
・計器盤のダイヤル
石鹸水又は、水で薄めた洗剤以外は使わないで下さい。
・ステアリングハンドル
石鹸水又は、水で薄めた洗剤を使って下さい。アルコール、無鉛ガソリン等は絶対に使用しないで下さい。
10.電球とフューズ:
【電球】 | 【フューズ】 | |||
部品名 | サイズ | 担当部署! | 色とサイズ | |
ヘッドライトバルブ | 12V-40/40W(ワット) | 左テール、左スモール、 ダッシュボード照明、番号灯 |
【緑】 10A(アンペア) |
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フロント・車幅灯 | 12V-5W | 右テール、右スモール | 【赤】 10A |
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尾灯 | 12V-5W | フロントウィンドワイパー、 ガソリンゲージ、チョーク警告灯、 ボルトメーター(チャールストン)、 エンジン油圧警告灯、 ブレーキオイルレベル警告灯 |
【青】 16A |
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方向指示器 | 12V-21W | |||
制動灯 | 12V-21W | |||
ナンバープレート灯 | 12V7.5W | ルームランプ、ハザードランプ、 ストップランプ |
【黄】 10A |
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室内灯 | 12V-7W | バックランプ | 【別ケース】 |
11.スパークプラグ
・標準プラグ:NGK GP 6HS
Champion L85
Bosch W 225T1、Bosch W 5A
・電極のクリアランス:0.65から0.75mm
【取説に見る消耗品の交換時期】 | |
5000km毎 | エンジンオイル(20W50) 2.5L (15W40)寒冷時 (10W30)(-10℃) |
10000km毎 | オイルフィルター |
22500km毎 | エアーフィルターカートリッジを洗浄 |
30000km 又は2年毎 |
ギアオイル(SAE 80W85W) 0.9L |
2年毎 | LHM |
★【ヘインズ】のマニュアルによると: 日常の点検・整備は、以下の通りです。
西武自販の取説とは、一部食い違う面もありますが、早め早めに交換が望ましいと思います。
【2CVーROUTINE MAINTENANCE】 | |
点検・整備時期 | 点検・整備内容 |
毎週毎または 400km毎 |
☆エンジンオイル量を点検し、必要であれば補充する。 ☆バッテリー液量を点検し、必要であれば補充する。 ☆ブレーキオイル液量を点検し、必要であれば補充する。このとき必ずLHMを使用すること。 ☆ウォッシャー液量を点検し、必要であれば補充。水以外のケミカル剤の利用も可。 ☆スペアタイヤも含め空気圧の点検。必要であれば加圧。 ☆電気機器各部のチェック(ライト、ワイパー、ホーンなど) |
3ヶ月毎または 5000km毎 |
☆エンジンオイルが温まっている時にオイル交換。 ☆バッテリーのターミナルを清掃後、ワセリンを塗布。 ☆前輪を持ち上げ馬を架けてステアリングとサスペンションジョイント部のチェックとともに、 キングピンとドライブシャフトスライディングジョイントにグリス補充、ドライブシャフトのブーツの点検。 ☆サスペンションロッドのナイフエッジにグリス塗布。 ☆ケーブル、リンケージ、カギ、ヒンジに油を差す。 ☆エンジンが冷えている時にギアオイルのレベルを点検、足りなければ補充。 交換時は、ドレンプラグを外してから10分待ってからプラグを付けて注入。 ☆スパークプラグを外して清掃、電極のクリアランスを合わせる。 ☆ディスクブレーキモデルは、ブレーキパッドの残量を調べ2mm以下であれば交換。 |
6ヶ月毎または 10000km毎 |
☆エンジンオイル交換とともにオイルフィルターの交換。 ☆(最初の10000kmで最初の一回、次回より20000km毎) ロッカーアームのバルブクリアランスの点検。 ☆エアーフィルターの洗浄後、オイルのみ又は、オイルとガソリンの混合物を吹き付けた上で装着。 ☆キャブレター内の燃料フィルターを外して清掃。 ☆オイルクーラーファンの清掃。 ☆汚れ破損があればスパークプラグの交換。 ☆ファンベルトと張り具合の状態を点検、亀裂等があれば交換後、張り具合を調整。 ☆通常エンジンがかかっている時キャブレターのアイドリングのセッティングが狂っていれば調整。 ☆クラッチペダルの遊びがずれていれば調整。 ☆腐食から守り、安全第一の為にブレーキパイプの総点検。 ☆ドラムブレーキのシューの中り具合を調整。 ☆駐車ブレーキの動程、効き具合を点検、調整。 ☆ヘッドライトの光軸を点検、調整。 ☆ワイパーアームとブレードの点検、必要であれば交換。 ☆排気パイプ関係のガス漏れを安全の為、総点検。 |
1年毎または 20000km毎 |
☆走行後オイルの温まっている状態で、ギアオイルを抜き(SAE 80W85W) のオイルを0.9リッター挿入。10分待ってレベルプラグを閉めこむ。 ☆イグニッションタイミングを点検し、必要であれば調整。 ☆ディーラーにてクランクケースバキュームのチェックをする。 ☆フロントドラムブレーキのライニングを点検し、必要であれば両サイドとも交換する。 ☆フロント・リア共にアライメントとサスペンションの高さを点検する。 ☆ミッションギアボックス後方のスピードメーターケーブルにグリスを差す。 ☆ロッカーアームのバルブクリアランスの点検。 |
18ヶ月毎または 30000km毎 |
☆サスペンションシリンダー(ポー)に油を差す。 ☆LHMの交換(フロントがディスクブレーキの場合)。 ☆駄目になったドラムブレーキのシューは、交換。(最小2mm) |
3年毎または 60000km毎 |
☆ドラムブレーキのホイールシリンダーを点検し、必要であれば、 交換する。 |
季節毎 | ☆フロントグリルカバーは、摂氏10℃以下になったら 装着し、15℃以上になったら外す。 |
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★ 4-2.検査前の準備(自ら行う点検・整備) 【2CV編】
★ 4-3.検査前の準備(自ら行う点検・整備) 【ZX編】
★ 4-4.検査前の準備(自ら行う点検・整備) 【BX編】
★ 4-5.検査前の準備(自ら行う点検・整備) 【AX編】
★このページのプリントアウトに不要な部分を取り除いたものが、「10.付録(印刷)」の8番にありますので、印刷してみたいと思った方は、そちらからどうぞ。
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