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7.検査ライン
ユーザー車検(旧型ライン) ★「新型ライン」は、こちらからどうぞ!
【 2.検査準備 (FF車は、申告) 】
私の行っている鮫洲の検査場のラインに添って書いていきますが、地方によって多少違うかもしれませんので、心配な方は、下見を入念にすることをお勧めします。
いよいよラインにはいります。
このとき前の車の右側(運転席側)のタイヤを見ましょう。黄色い線の上にきれいに乗っかってるはずです。
これは、案内線というもので前の車にならってきれいにタイヤを乗せましょう。後ろのタイヤは特に注意しましょう。
次に、前のタイヤが回る車(FF車)だけ申請をします。(新型ラインでは、不要)
下のような 選択ボックス がラインの右側に立っているので、駐車ブレーキのスイッチの「前輪」「後輪」のどちらかあてはまる方を押します。
ピンク矢印が、選択ボックスです。赤矢印:旧型ラインのサイドスリップテスター、青矢印:新型ラインのサイドスリップテスターです。
↑黄色三角印は、各ラインの表示板です。
↓FF車・駐車ブレーキ位置の選択ボックス
( インターホン )
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前輪駆動車車種選択 |
駐車ブレーキ |
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前輪 |
後輪 |
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再検申告 |
サイドスリップ |
ブレーキ . |
スピード . |
訂正 . |
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選択ボックスの実物(上の写真のピンク色矢印の所にある)
【 3.サイドスリップ・ブレーキ・スピードメーターの検査
】
信号が青になったら案内線にそってゆっくり進みます。
検査するテスターは下のような配置になってます。
検査ライン上には↓下のような掲示板があり、指示が出されます。これに従います。
★第2ブロックの電光表示板
サイドスリップ |
○ |
× |
前ブレーキ |
はなす |
ふむ |
○ |
× |
後ブレーキ |
○ |
× |
駐車ブレーキ |
もどす |
ひく |
○ |
× |
スピードメーター |
40キロでボタンをおす |
|
|
○ |
× |
記録して前へ進む |
もう一度 |
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青信号になったら、待機場所から進みます。駆動輪の違いによって順序が変わってくるので注意して下さい。
■FF車の検査順序
(A)前ブレーキ
(B)スピードメーター
(C)後ブレーキ
(D)駐車ブレーキ |
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■FR車の検査順序
(A)前ブレーキ
(B)後ブレーキ
(C)駐車ブレーキ
(D)スピードメーター |
★ブレーキテスト 前輪・後輪の制動能力を測定、片効きなどをチェック。
電光表示板をに、【ゆっくりふむ】と表示されたら、ゆっくり踏んではいけません!
薄っぺらい2CVの床が抜けるくらい全身のエネルギーを集中して、速攻かつ勢いよく踏みましょう!
そして、【はなす】と表示されたら、これまた速攻でペダルから足を離します。
☆ココでの注意点は、【はなす】の表示後、即座に離さないと「ブレーキの引き摺り」
と判断されるので注意して下さい。
そのまま車内で、判定を待ちます。判定後、駐車ブレーキ検査になります。
★スピードメーターテスト 実際のスピードとメーターの表示の誤差を測定。
電光掲示板【スピードメーター検査】【40キロでボタンをおす】と表示されたら、1速から2速までギアを上げてスピードメーターが40kmを指したところで、
上から垂れ下がっているスイッチを押せばOK。
新型はパッシングで知らせることになっているので、パッシングの機能の無い2CVは、スイッチの方がありがたかったりします。
☆ココでの注意点は、急いでスピードを上げないことです。ゆっくりじわじわいきましょう。
特に35kmを超えた辺りから、魂を込めながら1kmずつスピードを上げることです。でないと、
40kmのあたりを、行ったり来たりしてしまいますので、気を付けて下さい。
オートマなら、「D」レンジにて加速同じように、メーターが40kmになったらパッシングします。
テスターに乗ったまま待っていると電光表示板に合格は、【O】不合格なら【X】と判定がでます。
★パーキング・ブレーキテスト 駐車ブレーキの制動能力を測定、片効きなどをチェック。
これも、前回同様なるべく速攻で勢いよく引っ張ります。
が、めちゃくちゃブレーキの効く2CV以外のクルマですと、「もっとゆっくり引いて下さい!と、
スピーカーでいわれることがありますので、まあ、その時は、その時で、ゆっくり引いてみて下さい。
2CVに関しては、ご覧になったことがある方は、分かると思いますが、ちょっとでかめの500円玉
(1ドルコインより小さい!)くらいの小さなパッドが、ヒーヒー言いながらディスクローターを
止めるので、ちょっときつい作業です。パーキングブレーキを引いたまま、
「あれ?今日はちょっと加速が悪いなぁ!?」とか、やっちゃったことがある固体は、
検査前に調整しておきましょう!時間が無くて調整できなかった方は、「8.裏技」を、
見て下さい。ちょっと問題あるので、あのページは、閉じちゃうかもしれませんが、、、。
そのまま車内で、判定を待ちます。判定後、ヘッドライトの光軸・光量検査になります。
車を、次の検査スペースに前進させて止まり(エンジンはかけたまま)
降りて、先程のマルチテスター側の(検査ラインの右側)自動記録装置に、
「自動車検査票」の左側の部分を差し込みます。
☆左側の部分と言うのは、
【 自動記録器 差込方向 ↑ 折り曲げたりしないで下さい
】
と書いてある部分です。差し込むと、「がちゃ」という音がして自動的に
合格なら【○】不合格なら【×】が記録されます。
↓今回の私の検査票です。光軸が何度か不合格だったので、×が付いているのがお分かりになると思います。
↓検査記録器
青矢印のところに上の部分を差込むと検査の結果に応じて自動的に検査印が押されます。
【 4.ヘッドライト・排ガス検査 】 排気ガス中の一酸化炭素(CO)と炭化水素(HC)の濃度が基準値内にあるかどうかの検査です。
キャブ車はミクスチャーを調整して燃料を薄めにしておきましょう。インジェクション車などのコンピュウタを積んでいる新しい車なら特に問題は無いでしょう。参考までに、基準値は【CO:4.5%】、【HC:1200ppm】
【プローブを入れる】の指示が出たら、ラインの右側においてある「プローブ」をマフラーの出口に
60cmほど差し込みます。
☆この時は、出来る限り回転数を落としてCO・HCガスが出ないようにします。
調子が悪いからと、チョークなんて間違っても引いちゃ駄目ですよ。
プローブ↓(ピンク矢印のところが先端です。アップの写真で、ちょこちょこ穴が開いているのがお分かりになりますか?)
↑青矢印のところのグリップを持って差込みましょう!
判定が出るまで、「自動車検査票」を持ったまま暫く佇み、【プローブを外す】と表示が出たら判定後プローブを元の場所戻し、
排気ガス検査の記録器で記録します。
ここまでくれば、あとちょっとですよ!頑張りましょう!
★第3ブロックの電光表示板↓
4灯式は副灯にカバーをする |
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排気ガスも検査する |
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ライトを上向きにつける . |
検査中 |
もう一度 |
記録して前へ進む |
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【 5.下回り検査 】 車の下回り検査は、↓下のような検査内容で、ロッド、アーム、ブレーキホース、マフラー、排気ガス抑制装置などの緩み、ガタ、脱落、破損、油漏れなどの検査です。
最後の検査です。 ちょっとせまっちょろく感じるので慎重に進みましょう!ちょっとせまっくるしいのでゆっくり前進し、前輪をガイドラインの先にある2つの山の間で、停車させます。
オレンジ色↓のラインが見えるのが旧型の下回り検査のブロックです。
★第4ブロックの電光表示板↓
検査中 |
エンジン停止 |
ハンドルの遊び |
ブレーキふむ |
サイドブレーキを引く . |
クラッチをふむ |
下回り検査 |
○ |
× |
前へ進む |
車をゆっくりと前進させ所定の位置(振動テスター:鉄の棒二本運の間に前輪を入れる)で車を止めてギアをニュートラルに入れます。上のような表示板に従います。【エンジン停止】の指示が出ますので、エンジンを切ります。
しばらくするとすごい地震のようなゆれがありますが、大地震ではありませんので、安心して下さい。
続いて下からカンカンとハンマーでたたかれる音がします。決してあなたの2CVを壊している訳ではないので、安心して下さい。【ハンドルを回す】指示や、【ブレーキを踏む】、【クラッチをふむ】などの指示が有りますので、言われたことをします。電光掲示板に下回りの検査の合否が出ますので、判定後、前進して記録器で記録します。
☆ここまでで、1つでも不合格があったら、ラインの終了場所に座っている係官のところに
書類提出する必要はありません。そのまま素通りして、自分で直したり、調整できるものはしてください。
調整が、難関なサイドスリップや、光軸調整などは、テスター屋(予備検)さんに持って行って調整してもらいましょう!
【 6.書類提出 】
写真↓総合判定室の横で総合判断を受けます。検査終了後、ラインの最後にある総合判定室
の中の検査官に、「自動車検査票」を含めたすべての書類を、提出します。
総合判断:検査書類を提出、合格・不合格の判断を受けます。私は経験がありませんが、「前検査」の場合にとてもひどい点検不良個所があると定期点検整備の勧告を申し渡される場合も有るそうなので、事前の整備はちゃんとしときましょうね。
すべて合格なら合格印を押されて戻されますので、車を駐車場に移動し、
Aの建物の2階右奥●番の「継続検査窓口」↓へ行きます。
ここでは、「自賠責証明書」以外の書類を全て提出します。
特に問題が無ければ、5分くらいで、新しい車検証とシール(フロントガラスに貼るアレ!)
がもらえます。
最後にフロントガラスのシールをはりかえて車検終了!☆シール剥離材があると便利です!
【 7.再検査 】
こういうこともあるので、この日と決めたら、午前と午後の両方の時間を空けておきましょう!
同日なら、最初の1400円の検査料で、文字どおり何度でもラインに入って検査を受けられます。
また、どうしても当日に再検が無理なことになってしまっても、検査料を払えば、
不合格だった項目のみのチェックで、受け直せますので、ご安心を!
どれか1つでも不合格があったらテスター屋に持って行ったり、自分で直して再びラインにならびます。
入り具陳所右側にある電話機型インターホンで「(不合格だった場所)の再検査をお願いします。」
と連絡を入れます。
再検査が必要なテスターまで進んで検査をして、合格したら記録器で記録します。
あとは、【6.書類提出】で、めでたく新しい車検証と車検シールがもらえます。
★「7.検査ライン」トップに戻ります。
★新型ライン